
豪州政府、新たな「スキルズ・イン・デマンド(SID)」ビザの導入を発表
一時滞在の就労ビザの柱であるSubclass 482について、年内改正が予告されていましたが、ついに2024年12月7日付で「一時的スキル不足(TSS)」ビザに代わり、「スキルズ・イン・デマンド(SID)」ビザが導入されました。この新ビザでは、海外の優秀な人材をより容易に確保する仕組みを提供し、永住権への道も簡略化される方向性となっています。 なお、改正に伴いビザのサブクラス番号の変更が予想されていましたが、実際には変更はなく、従来と同じSubclass 482のままとなりました。 主な改正ポイント 有効期間の柔軟性: すべての申請者が一度の申請で最大4年間有効なビザを取得可能。 永住権への移行: 永住ビザ(Subclass 186)へのスムーズな移行が可能。 職歴要件の緩和:...
ワーキングホリデービザのキャンセル案件の緊急解説と注意喚起
2024年8月に入ってから、「日本に一時帰国中にワーキングホリデービザが突然キャンセルされた」や「ビザ取得後、出発直前にワーキングホリデービザがキャンセルされた」といった事案が発生しており、SNSを発端にその話が広まり、当事者からの報告や相談が急増しています。この事態により、豪州国内外の日本人関係者の間で大きな混乱と不安が広がっています。 そこで、現時点で当所が確認した情報を以下にまとめます。 共通点 1.日本の某留学エージェントのワーキングホリデービザ申請代行サービスを利用(OMARA-Office of Migration Agents Registration Authority移民申請代理人登録無し)。 2.追加料金を払い、残高証明書の“作成”サービスも依頼。...